2016年09月04日

弟とかくれんぼ

もう20年ほど前の事。

弟は父方の実家で「かくれんぼう」をしておりました。

2階立ちの日本家屋で、2階部分は使っていない部屋ばかりで、2階全体が子供の遊び場のようなものでした。

弟はその時、2階廊下の突き当たりの開き戸に隠れたそうです。

絶対に隠れたそうです。


間違いないと言っていますが・・・・・・



そんな開き戸はありません。
posted by 朱雀門の鬼 at 22:25 | 怖い話(短い話)

蛍光灯チャチャチャ

怖かったから、蛍光灯を点けたまま寝ようとしたんだ。
ただ、電気代を考えて(おれ独り暮らし)、片方だけ残してね。そしたらさ、いつもの癖で全部消しちゃったんだよ。
チャ(蛍光灯Aオフ)
チャ(蛍光灯Bオフ、豆球オン)
チャ(豆球オフ)て紐を3回引いて。

当然、部屋の中はほぼ真っ暗。慌てて点け直そうとしたもんだから、また3回引いちゃって。
チャ(蛍光灯ABオン)
チャ(蛍光灯Aオフ)
チャ(蛍光灯Bオフ+豆球オン)となったわけ。

豆球一個だと、それはそれで怖いよね。逢魔が時って感じ? 結局、慌てまくってまたまた3回、
チャ(豆球オフ)
チャ(蛍光灯ABオン)
チャ(蛍光灯Aオフ)
て引いたんだ。

本来ならそれでOKなんだけど、蛍光灯がチカチカしてる瞬間に見ちゃったんだよ。
見知らぬ男がね、一緒になって紐を引っ張ってやがんの。
そりゃもう楽しそうに。部屋が明るくなったら消えたけど。
posted by 朱雀門の鬼 at 08:50 | 怖い話(短い話)

恋人とドライブ

ある男性が恋人とドライブに出かけた帰りに、事故が頻発しているという山道を通った。
道はカーブが多く、あたりは真っ暗。
恋人は助手席でスヤスヤと眠っており、男性が車を運転していた。
すると、恋人が寝言で「次は右・・・」と言う。
確かに次のカーブは右に曲がっていた。
「次は左・・・」その次のカーブも彼女の寝言どおり。
男性は不審に思ったが、前に通ったことがあるのかな?とあまり深く考えずに運転を続けた。
「右・・・」
「右・・・」
「左・・・」
恋人の寝言は正確だった。
男性はだんだんボンヤリとしてきて、彼女の言うとおりに ハンドルを切るようになってきた。
「次は左・・・」
左か、と男性がハンドルを左に切った途端、ヘッドライトにガードレールが照らし出された。
その下は崖だ。
危ない!!
男性は驚いて急ブレーキを踏み、間一髪崖の手前で車は停止した。
すると、助手席の恋人が突然、男の声で叫んだ。

「ちくしょおお!!」
posted by 朱雀門の鬼 at 08:47 | 怖い話(短い話)