2014年07月20日

家系にまつわる怖い話 法則に従わなければならない

血筋的に呪われているということがあるのだろうか。

昔から、憎い相手に呪いをかけるときや、恨みつらみを口にするときは、

「末代まで祟ってやる」

「7代まで呪ってやる」

などの言葉がある。

果たして、そんなことがあるのだろうか・・・・?


うちの家系の男子は、決められた法則で名前を付けなければならない。

法則を詳しく書いた本が本家にあって、一般の姓名判断と同じように、画数等について書かれているそうなんだけれども。

その他にも、生まれた日にち・時刻、父母の名前、母の郷里とか、色々なことから割り出す必要がある。

で、そんなに苦労して付けた名前の、命名の儀式とかがあるかと言うと、そういうのは全く無い。

決まったら、ごく普通に役所に提出して糸冬。

男子の名前についてのみこんな面倒臭いことをしていて、他にオカルトっぽい逸話は無い。

家に亡霊が出るとかいう類の話は聞いていない。

だが、法則に従わないで名前を付けた場合、その男子は間違いなく、5歳を迎えたらひと月以内に死ぬ。

それなのに、うちの兄が迷信とかを嫌う性質で、自分の長男が生まれたときに、祖父祖母の猛反対を押し切って、法則に従わずに子供の名前を届け出してしまった。

裁判沙汰にまでしようかと本気で祖父祖母は思っていたそうだが、周囲に止められて、別に変な名前じゃないんだからと事は納められた。

が、兄の長男が5歳になった二週間後に亡くなった。

それまで健康だったのに、原因不明の高熱におかされてそのまま。

「だから駄目だと言ったでしょうが!」と祖母は半狂乱。

人一倍温厚な人なのに、葬式でヒステリー起こして兄を罵る始末。(そんなの本当に初めてだった)

あまりにも祖母の様子が凄まじかったので、自分が親父に聞いてみたところ、以下の話をしてくれた。

祖母が祖父に嫁いできたとき、大叔父(祖父弟)は家出していたそう。

けれども数年経って、大叔父は子供三人を連れて帰郷。

大叔父は嫁に逃げられて、子供の世話に困って帰郷したと言う。

子供三人は、4歳・3歳・2歳の年子の男子。

祖父祖母は、家出して嫁に逃げられるような奴に子供は任せられないと、子供三人は自分の子供と同じように育てることに決意。本当に大切にしていたらしい。

その翌年から悪夢が起きた。

家出した大叔父の男子三人の名前は、法則に従っていない。

三人は、年毎に亡くなって行った。

三人目の五歳の誕生日が近づいた時、祈祷とかお百度参りみたいなのとかやったらしいんだけど、 やっぱり駄目だったらしい。

実の子同様に育てていた幼子三人を失った祖母のショックは、計り知れないものだったそうで、一時は精神を壊しかけて、里に帰って療養していたらしい。

落ち着いて普段の生活に戻ったところで、生まれたのがうちの親父。

それはそれは念入りに名前を決めたらしい。

本当に、名前に関して以外はトンとオカルト話は聞かないんだけれども。

もともとの原因は全く分からない。祖父にも聞いたんだけど不明。

とにかく、「法則に従わなければならない」っていうのが伝わってるだけ。

本家にある法則の本は、元の本がボロボロだったんで、曽祖父の代に写されたものらしい。

もしかしたら、元の本も写しかもしれないし。

あーもう何が何だか。
posted by 朱雀門の鬼 at 12:00 | 家系にまつわる呪い