2014年01月16日

人間なのか幽霊なのか老婆の怖い話

人間の方が怖い。

いやいや、何を言っている。

幽霊の方が怖いに決まってる。

こうした論争は、永遠に続く。

でも、人間なのか幽霊なのか分からない恐怖も世の中にはあるのだ・・・・


昔の小学校で教員やってたときの先輩の話してくれた話なのですが

その先輩は50くらいですがたくましい体のおじさんでした。

その先輩の若いころ

先輩はサイクリングが趣味で一人で自転車にのり、いろいろなところに行ったそうです

大学受験が終わり、暇をもてあましたころ、ふと思い立って泊りがけでG県に行きました

詳しい経過はよく覚えてませんがなんやかんやありG県のとある駅に野宿することになり

先輩はそういう野宿はよくやってたそうで戸惑うこともなく寝支度をしていました

寝袋の中に入ってもなんだか寝付けなかった

真っ暗の無人駅なので暗い、暗い、暗い。

ぼんやり暗闇を眺めていると、明かりが近づいてきました

何だ・・・?

目をこらすと、蝋燭。蝋燭を持った老婆。

「何をしてる?」

老婆は比較的明るい声で聞いてきました

その声に先輩は比較的安心し野宿することになったと事情を話しました

すると老婆は気の毒そうな顔をして

「コレをたべんさい」

といって持っていたカバンから

茶碗に盛られたご飯を出しました

先輩は驚き、なんですか?と尋ねると

「ああ・・ご飯だけじゃ食べにくいなぁ」

と答え、まだ暖かい時計に「腕時計」を乗せました

蝋燭の乏しい灯りでみると、やけに、赤い。

なんだか皮膚らしきものも付着している。

先輩はパニックにおちいり、寝袋をひっつかんで逃げました。

話はこれだけです。

殆ど意味不明だったのですがとても怖かったので・・・
posted by 朱雀門の鬼 at 23:50 | 人間の怖い話
2014年01月07日

双眼鏡から繋がる恐ろしい世界

恐怖というのは、ごく身近にあるのかもしれない。

あなたの日常のふとしたときに、恐ろしい世界への扉を開けてしまうことがあるのかもしれない。

ほら、今のあなたのその行動が・・・・


俺にはちょっと変な趣味があった。

その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。

いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。

遠くに見えるおおきな給水タンクとか、酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

俺の家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ俺の家の方に向って下ってくる。

だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。

その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな〜」なんて思っていたら、坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。

「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。

奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、俺と目も合いっぱなし。

ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。

ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。

「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。

しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。

もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。

「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。

心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。

さらにガクガク震えながら息を潜めていると、数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。

それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。

あいつはいったい何者だったんだ。

もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。
posted by 朱雀門の鬼 at 12:00 | 人間の怖い話
2013年12月07日

怖い話 ビデオカメラに映ったストーカー

ストーカーというのは、日常的に起こり得る怖い話だ。

ストーカー被害から殺人事件に発展することも。

過剰に怖がることも良くないけれど、警戒しておくことはとても大事なことなのかもしれない・・・・


一人暮らしをしている大学生の男がいた。

男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。

大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。

最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。



男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…

警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」

と困っていると、友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、

もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、

不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」

と具体的な解決策を提示してくれた、やはり持つべきは友!

これは良い案だ!と思った男は早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。



大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある。

「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。



しばらくは何も写らなかった。

しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。

「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた。

「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」

と若干興奮気味に伝え、それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。

「ゴミ箱漁ってるよぉ…」「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」

今までコイツは何回も来ていたのかと思うと、男は背筋が凍る思いだった。

「これで警察も動いてくれるなぁ」と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。

「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。



男は言葉を詰まらせた。

部屋に入って来たのは自分だった。

そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める、そこでビデオは終わっていた。
posted by 朱雀門の鬼 at 19:14 | 人間の怖い話