2016年01月21日

幽霊のストーカー

幽霊になっても生きてる頃と同じように考えることができるのならば、好きな子のストーカーをする幽霊がいてもおかしくない。

今回はそんなお話。


十年くらい前、友達だった先輩が自動車事故で死んだんだけど

それから一週間くらいした夜中の1時頃3才年上の姉キの部屋から話し声がしたんだよ。

(その頃は実家に同居だった)

テレビでも見てんのかと思ってその時は気にしなかったんだけど

次の日、オレが仕事が遅くなって夜中の2時くらいに帰ったらまた

姉キの部屋から話し声がしたからテレビ付けっぱなしで寝てんのかと 思ってノックしても反応がなくて部屋に入ったらだーれもいなかったんだよ。

アレっと思ったんだけどその時は聞き違いかと思い姉キも夜遊びでもしてんのか と思って自分の部屋に入って寝よーとおもったら・・・・・・

姉キの部屋が開く音がして、明らかに人の足音が廊下でしたんだよ。

三分前にオレが見たとき確かに誰もいなかったハズなのに・・

本気で恐怖ってヤツを実感してどーしても廊下に出れなくてその日は布団被って寝たんだけど翌朝、姉キの部屋に行ったら普通に寝てんだよ

で、無理やり起こして「昨日何処行ってた」って聞いたら何処も行ってない って言うし「夜中に廊下に出たか」って聞いても出てないと言うんだ。

で、昨日お前は居なかったし2時頃廊下に出る音がしたと言ったら 平然と「あぁ、それは**だ」と死んだ先輩の名前を言いやがった

その時まで全然知らなかったんだけど俺の姉キは見える人だったらしく 死んだ翌日から毎日来てると言うんだ。

「お前は死んだ人と話ができるの?」と姉キに聞いたら話はできないから あぁいるなぁと思うだけで姉キは全然気にして無いらしい。

でも、「確かに昨日2時頃お前居なかったぞ」と言ったら 「昨日は何時もよりしつこく居たような気がしたけど寝ちゃったから」 と平然としてる。

その時思い出したんだけど、死んだ先輩は奥さんも子供もいたんだけど、一緒に飲みに行った時、酔って俺に「ホンとはおまえのネーちゃんが好き だったんだんだけどフラれた」と言ってた事があったんだよ。

その時はウソかと思って聞き流してたんだけど姉キが言うように死んだ翌日 から毎日来てるってのがホンとなら余程未練があったのかなぁと 最後はしみじみした出来事でした。
posted by 朱雀門の鬼 at 07:49 | 不思議な体験
2016年01月16日

不思議な話 友達が入れ替わってしまった

生きていると不思議な経験をすることってあると思います。

たいていのことは、説明がつくことが多いですが、どうしても説明がつかないような不思議な経験をしてしまうこともあるかもしれません。


怖くないけど、不思議な小ネタ。若しくは俺が病気なだけ。

俺は今仕事の都合で台湾に住んでる。

宿代もかからず日本からも近いからたまに友達が台湾に遊びに来る。

そういう時の話。

今年の2月の初めの週に渡部(仮名)が遊びに来た。(と俺は思っている、まぁ読んでみて)

その前の週からメールで連絡を取り合い、日本を出る前日に確認で電話もした。

奴は金曜日の午後7時に台北に着くフライトで来た。

退社後迎えに行き、その日は食事してクラブで飲んで、まあ所謂海外赴任者の週末の典型を一緒に過ごしたわけだ。

奴は初めての海外ということもあり、大人のくせにハシャいじゃってすごく楽しかった。奴は高校からの付き合いでたった一人の親友だから久々に会えてホントに楽しかった。

初日は時間の関係で夜の遊びしかいなかったので二日目は市内の観光をした。

俺はこっちに彼女がいて、その日は3人で観光した。

一日中台北やその近郊を周った。

不思議な話が起こるのは3日目、奴が日本に帰る日曜日に起こった。

俺と彼女は奴を飛行場まで送った。

チェック・インも済まし飛行場のレストランで3人で話してた時だった。

フト俺は渡部の手の甲にTatooがあるのに気付いた。

俺は去年の7月から台湾に赴任になったのだが、その前は奴はそんなTatooはなかった。

奴は今でも新宿新都心の某ホテルのレストランで働いているので、そんなところにTatooをいれるとは考えられない。

ところで、俺は学生の頃に、4年くらいまえだが、アジアの旅行にハマっててその頃にインドで知り合った友達で全身にTatooいれてる奴がいた。

藤木(仮名)っていうんだけどそいつは世界を何周もしてるような奴で話題も多く楽しい奴だから日本に帰ってきたりすると飲んでた。

俺は渡部の手の甲のTatooに見覚えがあった。藤木のTatooと同じだった。

酒飲む時って相手の手の動きをよく見る癖があるから憶えていた。

で、顔をあげて渡部も顔を見たら、何故か藤木が目の前に座ってるんだよね。

全く状況を理解できなかった。ホンの何秒か前までは渡部が座ってた。

俺はその場で、そこに座ってる藤木に訊いたよ。

「藤木、何でお前ここにいるんだ?」

彼女にも「あれ?渡部は?」って。

藤木も彼女も一瞬アレッって感じで俺も見て、何言ってんの?って雰囲気。

彼女は間違いなく土曜日も藤木と遊んだと言い張るし、藤木はまともに取り合ってくれない。

俺は気が狂いそうだった。

金曜日から俺は渡部と遊んでたんだ。

金曜日の夜にクラブで酒飲む時だって、土曜日に観光してる時だって俺は渡部と話してた。

彼女に渡部と二人で遊んでた高校時代の話をしたのも憶えてるし。

俺も納得する(そういう問題でもないが)とりあえず藤木を送った。

その後彼女に何度か訊いたが、彼女が知ってる限り(土曜日と日曜日)、藤木と俺にしか会ってないと言う。

気になり初日に行ったクラブに顔を出し、そこで働いてるお姉ちゃん達にも訊いたが、返ってくる答えは藤木だったと。皆手の甲のTatooを皆覚えていた。

それでも納得いかなかったから、フィルムは残ってたが土曜日に撮ったフィルムを仕事で忙しいので彼女に頼んだ。

その三日間で、といっても写真を撮ったのは土曜日に観光した日だけだったが、写っていたのは渡部だった。
物理的な証拠で考えるとやはり俺が遊んでたのは渡部なのだ。

ただ周りの話だと全て藤木。

もっと不思議なのは渡部から写真が送られてきたこと。渡部とは今でもメールで台北での話をしている。

更に藤木が去年の暮れからインドに滞在していることを絵葉書で知ったこと。

因みに藤木は今回の俺の経験を全く知らない。

俺は今でも何が何だかわからない。
posted by 朱雀門の鬼 at 17:01 | 不思議な体験
2016年01月11日

不思議な話 死んだ彼氏が犬になってもう一度会いに来てくれた

好きな人が亡くなることは、耐えられない悲しみです。

でも、その亡くなった人が生まれ変わって自分に会いに来てくれたら、こんなに嬉しいことはありません。


私が以前付きあっていた彼は、3年前、急性白血病でこの世を去りました。

病気の進行が早かった為、治療は無菌室で行い、外部との接触も遮断され、会えない日が続きました。 薬の副作用が日に日に彼の体力を消耗させていくようでした。

ある日の夢です。

広くて明るい真っ白な病室のベッドに彼が横たわっています。

そこはもう無菌室ではなく、静かで誰もいない病室です。

私はベッド脇に座って、眠っている彼の手をとり、自分の膝の上に載せた洗面器の水で彼の手をさらさらと洗っています。

彼は白いパジャマを着て、手を洗われていても終始、目を開けることは ありませんでした。

夢の中ではとても穏やかな気持ちでいられたのに、はっと目を覚ますと私は泣いていました。

暫くして彼の訃報が届きました。

彼の死後、私はしばらく気持ちが滅入って、鬱々と過ごす日が続きました。

気力もなく、暇さえあれば彼との思い出をたぐってばかりでした。

ある日、『俺、いつか犬を飼いたいんだよ』と言っていた彼の言葉を思い出しました(でも彼はマンションに住んでいたので、その夢が叶いませんでした)。

私は動物好きでしたし、犬を家族の一員に迎えることで彼の夢を共有したかったのかもしれません。

親に相談しても、別に反対されませんでした。(うちの親は、彼を亡くした悲しみから一刻でも早く、私が立ち直ることを犬に託していたようです)

動物管理センタや、いくつかのツテをたどり、♂の子犬と出会いました。

沢山の子犬の中から第一印象で、『この子!』と決めましたが、あとで聞いたところによると、その子犬の誕生日というのは、奇しくも彼が亡くなった日と一致していました。

今では天国の彼が私を元気づけるために、子犬と巡り合わせてくれたのかなあと思いながら毎年愛犬の誕生日を祝っています。
posted by 朱雀門の鬼 at 10:59 | 不思議な体験