同窓会の怖い話 知らない友達
2016年02月06日

同窓会の怖い話 知らない友達

もしも、仲の良い友達から久しぶりの電話があり、それがきっかけで同窓会が行われることになったら。

そして、そのきっかけを作った友達が、なぜか同窓会参加していなかったとしたら。

それには何か大きな事情が隠れているかもしれない。


僕が今年の夏経験した話です。

今年の夏、田舎に帰るかどしようか迷っていた頃 ヨッシーから電話がありました。

「何年も戻ってないけどどうしてるんだ? 今年の同窓会には参加しないのか? 今年は、盛大にやるから先生たちも 同級生もほとんどみんな出てくるんだ。 幹事のミエもお前に連絡がつかないと ぼやいていたぞ。 電話してやってくれ。」

そんな内容だった。

ミエの電話番号を聞いて、彼女に連絡して 今年の同窓会に出席することにした。

同窓会に出席すると 同級生や先生達の懐かしい顔があった。

25年目ぶりなので、ほとんど顔と名前が一致しなくて みんなに怒られたり、あきれられたり 「相変わらず失礼なやつだなぁ。」と 仲の良かった先生にも笑われた。

しかし、その中にヨッシーはいなかった。

幹事にそのことを聞くと 「ヨッシーって誰?」と聞き返された。

確かにそのあだ名と顔は思いされるのだが 名前は、苗字も下の名前も思い出せなかった。

他の誰に聞いてもわからなかった。

そして、僕に電話をかけた人間は誰もいなかった。

幹事のミエも、そういえば 他のみんなにははがきで出席の確認を取っていたので 自宅の電話番号しか教えていないので 携帯に直接かけてきたのはあなただけだったので ビックリした。
といっていた。

その場の空気が悪くなりそうだったので それ以上話を広げなかったが、 誰も、嘘を言っている感じではなかった。

2次会でまたそのことが話題になった。

誰もヨッシーを思い出せなかったし、 後輩や両親、兄貴にまで電話をかけてみたけど 誰も知らなかったし、僕に同窓会を教えてくれた友人は 誰もいなかった。

ただ、母親がヨッシーらしき友人を覚えていた。

一度汚れた古本を誕生日のプレゼントだと言って 帰ってきたことがあった。

あんまり熱心に読んでいるので捨てろとは 言い出せなかったが、プレゼントに ゴミ箱から拾ってきたようなものを渡すとは へんな友達だなぁと思ったので良く覚えている との話だった。

タニグチがリダイヤルか何か残ってないか?
と聞いてきた。

携帯の着信は、10件保存されるので あまり使っていない僕の携帯には、彼の電話番号が残っていても可笑しくはない。

調べてみると確かにそれらしい番号があった。

リダイヤルを押すといきなり扉の向こうで 携帯の着信音らしきものがいきなり鳴り出した。

友人の何人かがいきなり飛び出し 扉を開けたが、誰もいなかった。

その瞬間僕の携帯がいきなり電池が切れてしまった。
(それ以来壊れてしまった。)
みんな怖くなって2次会は早々に切り上げることになった。

そして、先日ヨッシーからのメールが届いた。

「そのうち、そっちに遊びに行くからその時は とめてくれよな。」と書かれてあった。

返事はまだ書いていない。
posted by 朱雀門の鬼 at 20:09 | 幽霊 悪霊 怪談